栄養士さんに聞きたいQ&A/食事改善プロジェクト

食事改善プロジェクト

栄養士さんに聞きたい質問Q&A

脳疾患専門病院の現役管理栄養士が、食事・食生活についての質問にお答えします。

質問を投稿する/栄養士さんへのご質問を受け付けております。

 

塩分って1日どのくらいとればいいの?
塩分は、私たちの身体に欠かせない大切なミネラルの一つです。厚生労働省監修の「日本人の食事摂取基準2010年版」の1日の目標量は、成人男性9.0g未満、女性は7.5g未満に。また、日本高血圧学会ガイドライン(JSH2009)では6.0g未満が目標です。しかし、平成20年国民健康・栄養調査では約10.9g摂取していると報告されています。日本の食文化(味噌、醤油、漬物など)や外食の普及により、塩分摂取量は世界でもトップクラス。私たちの身体はほぼ塩漬け状態であり、非常に血管に負担をかけている可能性が高いといえるでしょう。
忘・新年会などお酒を飲む機会が多い時は、どんなことに注意すれば?
アルコールを代謝するにはビタミンB群、ビタミンC、亜鉛などが必要です。中でもビタミンB1が体内に不足すると、飲み過ぎによる疲労が残りやすくなります。そのため、ビタミンB1を多く含む食材(豚肉、枝豆、アボガドなど)が含まれるおつまみを積極的に選びたいものです。また、アルコール代謝能を上げる良質な蛋白質を含む魚介類を、野菜と一緒にたっぷり摂ることをおすすめします。 またアルコールは血管を拡げる作用や利尿作用によって一時的に血圧を下げますが、その後高くなることが多く、多量飲酒は脳卒中のリスクを高めることを知っておきましょう。
甘いものが大好きなんですが、身体には良くないのでしょうか?
お菓子などに含まれる砂糖は、食べると一気に血糖値が上がり糖質の代謝に必要なホルモンが血中に大量に放出されます。そのため時間をかけて吸収できずに、血糖値が急に低下して再び脳が甘いものをほしがります。砂糖がたっぷり含まれたジュースやお菓子を食べ続けていると、将来、糖代謝異常をひきおこし、血管を傷つけて動脈硬化や脳卒中のリスクを高めてしまうことがあるかもしれません。
でも時々いただく甘いものはやはりうれしいものですね。